【読書メモ】2割に集中して結果を出す習慣術

こんばんは〜ฅ^•ﻌ•^ฅ

ただいまKindle Unlimitedの元を取ろうキャンペーンを個人的に開催しており、気になった本を読んでは感想を書く予定です。

本日はこちらです。

以前後輩から恐れ多くも「ざらめさんみたいに要領が良くなりたい」と相談されました。
この本はその答えに成り得るので、後輩に紹介します🤗

真面目に頑張ってるのに上手くいかない、と思ってる方にはヒントになるかもしれません。
個人的には自分の思考に近いので新しい発見はないですが、自分の中で言語化できていない考え方が説明されていたので、今後は自分の言葉で説明できそうです。

おすすめ度:★★☆

要約

スピードで期待値が変わる

完璧主義の人は丁寧に仕事をしたいという気持ちが先行し、作業に時間がかかる。
しかし、速いというだけで満足を得られるし、逆に時間が経てば経つほど相手の期待値が上がる。

→たとえば議事録は会議後すぐ関係者で振り返ることに意味があるため、誤字脱字ゼロで1週間後に出されても価値は低い。

上司の立場で言うと、企画書などのアウトプットを自己流で100%仕上げた状態で提出されると、どこから直させればよいのやら…と絶望した気分になります。

私は、大枠を作った段階で一度共有し、方向性が決まったら時間を制限してブラッシュアップを心がけています。

コントロールできることにフォーカスする

完璧主義の人は自分ではどうしようもないことに悩む。
営業マンが「会社の方針が悪い」「製品が悪い」「目標が無茶すぎる」など自分でどうしようもないことに悩んで時間を使っても、結果は何も変わらない。

→悩んだところで変えられないのであれば、その対象に対して脳のリソースを使うのはもったいない。
制約の中で自分は何が出来るのか?という点にフォーカスしてリソースを割くことで効率を上げる。

大きなリスクに集中する

小さなリスクや心配の種を徹底して潰す思考(モグラ叩き思考)でリスクに取り組むと視野が狭くなり疲弊する。

優先度をつけて重要度の高いリスクから対処して大きなトラブルやリスクを回避する。

→仕事で成果を挙げれられない人あるある。
小さなリスクに対応していると、なんとなく仕事をしている気になるが、本当にそれが品質向上に寄与するのか?は常に問う必要がある。

社内の企画書の誤字脱字を直しても、製品のアウトプットは全く変わらない。誤字がないに越したことはないが、時間を投入しすぎるのは無駄が多い。

嫌われない努力を手放す

八方美人な人は嫌われないために使う時間が増え、本来の結果を出すために必要な時間が削られる。
全員に認められようとすると、嫌われたり批判されただけで落ち込むようになる。

上手に力を抜く人は嫌われること、否定されることをある程度許容する。
嫌われない努力を手放すと、時間的・精神的な余裕が生まれる。

→実体験としても、嫌われてもいいやと思ってからの生きやすさ向上が半端ない。
人に嫌われないことを第一目標にしていると色々なことが疎かになる。
有名芸能人だってアンチがいるんだから、どんなに頑張ったって嫌われることはあると割り切るのが重要。

まとめ

この本を一言でいうと、リソースを絞って重要なことに集中投下しよう!かと思います。

私は完璧主義の対極にいるようなズボラ人間なので、昔からツボだけを押さえて、他のことは捨てるというスタンスで生きてきました。

社会人になってからその思考法が割と仕事に活きると思っていて、ズボラも捨てたものじゃないです。

真面目にやれば報われると言い切れないのが世の中ですよね。
部下を見ていると、全部同じ力で全力投球して疲弊している人がいるのですが、自分が気をつけていることをうまく説明できずもどかしい気持ちがありました。

この本で自分の行動や思考が言語化されたので、この内容を含めて後輩たちに新しい気づきを与えられるような存在になりたいです。

では、また明日も1冊読みますよ〜!