【読書メモ】本気でFIREをめざす人のための資産形成入門

こんばんはฅ^•ﻌ•^ฅ
今日はずっと読みたかった、三菱サラリーマンさんの著書を読みました!

気になったことと、本を読んで思った自分の意見について書いていきます✏️

ポイント① 収入の8割を投資に回して資産を作る

著者がセミリタイアを実現できた理由は、入社以降収入の8割程度を投資に回してきたからです。
著者のポートフォリオはブログや書籍を見れば載っていますが、基本的には高配当の米国株・ETFが中心とのことです。

株やETFは銘柄によって配当金が出るタイミングが異なるので、うまく組み合わせてポートフォリオを組めば、毎月ある程度のキャッシュインフローを作ることができます。
毎月、生活費<配当金を守っていけば、本業からの給与がなくても配当金だけで暮らしていけるという計算です。

もちろん配当金は出ることが保証されているものではないので、減配や無配になるリスクがありますが、銘柄を多数組み合わせることでそのリスクを低減させています。

商品によっては分配金を再投資してくれるものもあります。分配金再投資型の場合は分配金を受け取ることなく再投資に回してくれるので、福利効果の恩恵を最大限享受でき投資効率が良いと言えます。
一方でキャッシュが必要な場合はまとまった運用額から取り崩すことになり、計画的に売却する必要があるので手間がかかります。配当金は何もしなくても決まったタイミングで入金されるので、使う予定があるなら計画が立てやすいというメリットはありますね。

ポイント② 支出を最適化する

お金を生み出すのにもっとも手っ取り早い方法は「節約」です。

投資や労働で1円を生み出すよりも、無駄な支出を1円減らす方がよっぽど簡単。
ブログや副業をやったことがあれば共感できると思いますが、最初の1円を稼ぐのはとてもハードルが高いです。

一方で支出の削減は誰でも思い立ったときに始めることができます。
書籍内で著者の節約方がいくつか紹介されていますが、「スタバに行かずスタバ株を買う」という点は消費者から資本家への頭の切り替えとして重要な視点だと思います。

また、参考になったのは「コンビニで500円使いそうになったら、配当金で500円を手に入れるにはどれほど原資が必要かを計算する。」という点です。

利回り5%の銘柄なら500円の配当を得るために1万円の原資が必要になります。
観覧に使った500円も、取り戻そうと思うと1万円が必要になるのです。
そう考えることで支出を抑えることができそうですよね。

他にも固定費を削減したり、物を買わないで過ごすなど紹介されていますが、どうしても節約には限界があります。
食費を含めて見直すとしても、削減できて月5万円程度が限度ではないでしょうか。

支出のスリム化は最低限取り組むべきですが、遠回りでも収入を増やすことが入金力を高めるための道だと思います。

まとめ

個人的には完全リタイアするつもりがないので、毎月の定期的なキャッシュインがなくなる前提は特に置いていません。
そのため本業以外のキャッシュインフローが必要ないので、投資効率を重視し、基本的には配当金再投資型の商品を購入してきました。
その意味で著者の投資方針とは少し考えが異なります。

最近FIREが軽くブームになっており、本書も投資初心者かつ会社員を辞めたい方の入門書として良いのかなと思います。

ただ本書を読むときの注意として
・著者は一般的なサラリーマンより高い収入・スキルがあり、会社を辞めても生計が立てられる見込みがあった
・FIREを目指す過程自体がエンタメであり、ブログのネタであった
・ここ数年は相場が上昇傾向で資金を増やし易かった
ことを頭に入れておいたほうが良いと思います。

収入の8割程度を投資に回してFIREするという点は私も再現性が高いと思います。
ですが、収入が低い状態であれば、まずは本業の収入を高める方に力を入れた方がいいのではと考えています。

「収入の8割」が5万円なのか20万円なのかで資産形成のスピードは全く変わりますよね。
月5万円やそれ以下の金額に意味がないとは思いませんが、セミリタイアするのであれば資産形成のスピードが重要になるはずです。
セミリタイア可能な資産額になるまで30年掛かるのであれば、それはセミリタイアではなく普通に定年退職です。

今の時代は簡単に転職も出来ます。身体や心を壊すような働き方は避けるべきですが、それでも年収アップのために出来ることをやるのは資産形成と同じくらい大切だと私は思います。
セミリタイア後に働くときにも時間を切り売りした働き方より、本業で得たスキルを使って短時間で高収入を得たいですよね。

サラリーマンに全集中するリスクをヘッジするために株式投資を始めたのに、相場の変動で生活がままならなくなるのはリスクヘッジになっていません。

私個人としては労働所得、不労所得をバランスよく得られるように、自分の時間やパワーを投下していきたいなと思います。
個人の考えを書きましたが、考え方の方向性の違いなので三菱サラリーマンさんのやり方を批判しているつもりは全くないです!
そもそも30歳で一定の資産を築いた時点で本当にすごいと思います。
FIREしたいというモチベーションが「会社を辞めたい」というネガティブなものではなく、他に時間を使いたい夢や目標があるという点が重要なのだろうと思いました。

三菱サラリーマンさんも書いているとおり、「効率的であること」「理想的であること」と「心地よく続けられること」は全く異なり、それを混同すると挫折します。
資産形成も、節約も、本業へのコミットも、人それぞれのバランスがあります。
大切なのは自分の頭で考え、自分で納得できるバランスを見つけてキープすることですね。

私も浪費が多い傾向があるので、節制するつもりはありませんが、無駄は削減して将来のために投資していきたいなと思います!