*ぐるっとパスで、アクセサリーミュージアムに行ってみた*
こんばんは〜!
いまお仕事が休みなので、なにしようかな〜と考えた結果、自分から遠いジャンルである「美術館巡り」をしてみようと思いました。
東京近郊の美術館が無料または割引になる「東京ぐるっとパス」と言うものがあるのをご存知ですか?
料金は2,500円で、有効期間は最初に利用した日から2ヶ月間です。
この期間内に対象施設を各1回利用できます😳
詳しくは公式HPをどうぞ〜
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
ネットでぐるっとパスを購入し、早速、祐天寺にある「アクセサリーミュージアム」に行きました!
邸宅を改装した美術館で、館長さんが私的に集めたコスチュームジュエリーがたくさん展示されています。
そして私は企画展「巨匠たちのコスチュームジュエリー」を見てきました💞
祐天寺駅から数分歩くと、住宅街に突然現れるミュージアム。

企画展から見ていきます!

最初のお部屋はDior!
素敵なスタイリングにジュエリー!!

このコートの襟の部分めっちゃかわいい😍
胸元のブローチも大きいのに違和感なくて素敵だなぁ。。。
そして次のお部屋はシャネル!
ブローチ、そして大ぶりのネックレス。かわいい。
いちばん右のスタイルはジャケットのボタンもシャネルのココマーク。
ジャケットにワイドパンツ合わせかわいい〜身長があればやりたいスタイル。

そのあとは常設展を見ました🤭
年代ごとにお部屋が分かれていて、古い時代から見ていきました〜
ヴィクトリアン→アールヌーボー→アールデコ→オートクチュール→プレタポルテという流れです。
まずはヴィクトリアン。
このジュエリーはシャトレーヌというもので、鉛筆やメモ帳、はさみがぶら下がっていて、ドレスにつけるんだって。
ポケットがない時代に流行ったそうです。実用的!

そしてこちらは大ぶりのネックレス、ブレスレット、イヤリングのセット!
こんなにキラキラなのに宝石じゃなくてガラスなんだって。
コスチュームジュエリーはファインジュエリーとは違って、素材自体に大きな価値があるわけではなく、デザインでその当時の流行を表現するものという説明がありました。
確かに、宝石の代用品、象牙の代用品、ダイヤに見せかけた加工などで出来ている作品がたくさんあった!

各時代のジュエリーを見たけど、気づくとブローチに目が引かれていた😂
私、ブローチが好きらしい。
アールデコのお部屋にいたこの犬、馬のブローチ、普通にいまお店で見つけたら買いたいくらいかわいい…

シャネルのブローチは錫とガラス。
カエルの顔がチャーミング!

私がいちばん心惹かれたのは、こちらのDiorのすずらんのネックレス!
大ぶりなのに上品であんまりにもかわいい😭💓
真っ黒なドレスに付けたらかわいいだろうな〜付けていく場所ないな〜なんて妄想しながらずっと見てた。

だんだんと世の中はオートクチュール(特製品)からプレタポルテ(高級既製品)に移っていき。
こちらはオートクチュールの最後の年代、1940〜60年代のブースにいた三人組。
ファッションが可愛すぎる。
真ん中のマネキンさんのコート欲しいし、やっぱり私はミニマムなコート+ブローチの組み合わせが大好きなようです。

これ以降は1970〜80年代になるのですが、いきなりカラフル&キッチュなデザインが増えていきました。
これまでの年代は素材は高級でなくてもデザインとしては宝飾品ぽいというか、ファインジュエリーを安価な素材で作っているように感じたのですが、プレタポルテの年代に入ると逆にチープなデザインだったり、モチーフが動物や自然からキャラクター的なものになったり、大きく変わった印象を受けました。

個人的にはクラシカルなものが好きなので、前半の展示に心が躍りました〜😍
文化や歴史の知識がない私でも、年代別に見ていくことで感じることが多くありました。
ファインジュエリーは貴金属や宝石などの材質に重きを置いており、材質に価値があるために受け継がれ形が残りやすい一方、材質を問わずファッション性に重きを置いたコスチュームジュエリーは後世に残りづらい。
その作品や技術を後世に残すのが美術館の目的といった説明があり、勉強になりました。
上にも書いたとおり、コスチュームジュエリーは宝石の代わりにガラス、ダイヤの代わりに加工した鉄など高級な素材をうまく別の素材で代用している作品が多くありました。
加工の幅が広くて芸術性の高い作品を作れたからこそ、コスチュームジュエリーは高級な宝飾品を買える層にも人気が出たんだろうなぁ。
ミリアム・ハスケル(今日初めて知ったお名前)の作品もたくさん展示されていたけど、ビーズが繊細で本当にかわいかった。
裏側まで綺麗になっているので、下の写真のように鏡越しに裏側も見える展示方法になってた。

これはいつどんな時代でも女子の心がときめくに違いない。
生きる時代は全然違うのに、数十年前の女子たちとひと盛り上がりできそう!
いつの時代もアクセサリーは気分を上げてくれるパートナーですね😍
いや〜とっても楽しかったです。
ジュエリー好きの方は楽しめると思うので、ぜひ行ってみてください!
企画展は終わっちゃったけど常設展のほうも十分楽しめると思います!!
それでは〜
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